夏になり汗をかくことが多くなると、体に必要な水分量も増えます。熱中症は、脱水症状を起こして倒れたり、時には死に至ることもあります。
水分補給に選ぶものは、気を付けないと逆に脱水症状になる可能性が高まることもあるそうです。今回は熱中症対策におすすめの「飲み物」をご紹介します。
熱中症とは?
気温の高い環境にいることで体温が上がり、体温を調節する機能が働かなくなったり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたりすることで起こる、
めまい、頭痛、けいれん、意識障害などの症状を「熱中症」といいます。
熱中症の原因
暑さによって体温調節機能が乱れたり、体内の水分量・塩分量のバランスが
崩れたりすることが原因です。
- 「気温や湿度が高い、風が弱い、日差しが強い」などの「環境」によるもの。
- 「激しい運動による熱の産生」「暑さに慣れていない」「疲れや寝不足、病気など」の「からだの状態」によるもの。
この二つの要因が重なったときに熱中症が怒りやすくなると考えられています。
熱中症対策
汗をたくさんかいたときは、失われた水分とともに塩分(ナトリウム)を補給するようにしましょう。補給する飲料としては、0.1~0.2%の食塩(ナトリウム40~80mg/100ml )と糖質を含んだものが効果的です。
日本スポーツ協会が推奨する飲料
- 5~15℃に冷やす
- 飲みやすい組成にする
- 胃にたまりにくい組成および量にする
熱中症対策ドリンク
水分補給は熱中症対策に欠かせませんが、飲み物として向かないものがいくつかあります。「アルコール」「カフェインを多く含む」「糖質の多い」飲み物は熱中症対策には不向きです。
熱中症対策には水、麦茶などのノンカフェイン飲料をとるようにしたいですが、塩分やミネラルも一緒に補う必要があります。
塩分は体内に水分を保持させ、糖分は小腸でのナトリウムと水分の吸収を促進させるため、水分・塩分・糖分を同時に摂取することで迅速な水分補給を可能にします。
大塚製薬 OS-1
赤穂化成 熱中対策水レモン味
アサヒ スーパーH2O
味の素 アクアソリタ
伊藤園 梅Cool
大塚製薬 ポカリスエット
世界のキッチンから ソルティライチ
サントリー グリーンダカラ
コカ・コーラ アクエリアス
まとめ
今回は熱中症対策におすすめの「飲み物」をご紹介しました。
熱中症は低栄養状態、体力低下、疲労状態のときにも発症しやすいと言われています。熱中症対策に効果のある食べ物は、ビタミンB1、カリウムなどを多く含む「豚肉」「納豆」「モロヘイヤ」などが挙げられるそうです。熱中症に負けない体づくりをしていきましょう。